「フィレンツェ展」
 先日家内と京都市美術館で開催されている「フィレンツェ展」に行ってきました。昨年イタリア旅行をしてからおよそ1年が過ぎました。もうあれから1年が過ぎてしまったのかと思ってしまいます。時間というものはそのときそのときを大事にしていかないとあっという間に過ぎてしまいます。「フィレンツェ展」を見ながら遠い昔にこれだけの文化的な遺産を残したヨーロッパの一都市の栄華は、現在の東京などの大都市とは比較できないくらいにすばらしいものであったろうと思います。今の大阪のこの時代に後世の残せるものがどれだけあるのか、経済だけではなく文化としての大阪文化をもっと深く考えていかないと、100年後、200年後の大阪は見る影も無くなっているのではないでしょうか。非常に危険なような気がします。
平成17年4月4日
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