「ロイヤルホテル」
 大阪中ノ島のリーガロイヤルホテルの1階にコーヒーハウス「コルベイユ」があります。先日ある会合があってそこで昼食をとったのですが、やっぱりホテルでの食事というのは雰囲気のいいものです。特にある程度のランクのホテルでは値段はやはり少し高めとはいえ、それを超える満足感をサービスや味で答えてくれます。いつも安いうまいばかりを求めるのではなく、たまにはこんな贅沢もしてみなければなりません。ところでそこで食べたのは「海の幸のピラフ」。これは絶品でした。何でこんなにおいしいの?と言いたくなるような味です。これはちょっと足を伸ばして食べてみる価値ありです。皆さんもよければ食べてみてください。また地下には鰻の竹葉亭があります。ここは味がどうとかではなく、およそ10年以上前に建築家の出江寛氏が設計した店です。現代の素材を使いながら「侘び寂び」表現しようとした意欲作でした。まだゼネンコンの設計部に在籍していたころに、ここに行ってみたくて出張のついでに寄り道した店です。ただ写真で見るのと現実のギャップを感じてしまった店でもあります。現代の素材の中にはチープに見えてしまうものもあり、光具合などからどうしても安普請に見えてしまい、ちょっとがっかりしたことを覚えています。今また行ってみたら違う感じを持てるかもしれません。
平成17年3月28日
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