「住宅の設計コンペU」
 最初に出したコンペは和歌山市内の2世帯住宅でした。最終4人の面談者まで残りました。クライアントがそのPLANを支持してくれるかどうかが、非常に不安であり、また他の建築家がどのような形で提案してくるのか、すごい楽しみな時間でした。結局は他の方に決まってしまったのですが、まったく面識の無いクライアントに対して自分のPLANを説明するという貴重な体験ができました。次に出したのが芦屋市の高級住宅地に建つ住宅です。これも最終3人の面談者まで残る事が出来ました。「2つ出して2つとも最終まで残るなんてなかなかやん」て思ったのですが、これも結局取れませんでした。和歌山の時もそうだと思うのですが、ほんの少しの差が明暗を分けたんだろうと思います。クライアントの本当に望んでいる思いがどこにあるのかを条件書から読み取るのですが、そこがまだまだ甘いのかもしれません。もっと修行をしなければ・・・。
平成16年11月29日
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