「椅子談義Y-ワシリーチェア」
 見るからにドイツ製と思ってしまうようなスチールパイプと黒い硬そうな皮で構成されたドイツのバウハウス時代の作品です。非常に大ぶりで場所が必要な椅子です。
普通の住宅の居間には恐らく置けないのではないかと思います。座面が結構急な角度で後ろに落ちこんでおり、小柄な女性が座ると座面に嵌りこんで立てなくなってしまいます。通常皮の椅子は川の柔らかさで座らせるのですが、この椅子は皮の張りの強さで座らせます。長年使った際、皮が伸びてしまわないのかがやや心配です。
平成16年9月13日
<一覧ページの表示>