「イタリア旅行記\ 〜 ローマ(広場)」
ローマに限らずヨーロッパの街は広場を中心に発達してきた街と言えます。ローマの広場の多くにはカフェがあります(パリのカフェは広場というよりも通りにテーブルと椅子を出しています)。特に有名なのはナボォーナ広場にあるカフェではないでしょうか。細長い広場に面し、沢山のカフェが広場にテーブルと椅子を持ち出しています。我々も街歩きの休憩をそこで取りました。観光地ですからそれなりの値段ですが、通りの狭く両側の切り立ったように迫る建物の間から急に開ける劇的な空間は、イタリア特有のものではないでしょうか(スペインやドイツなど行ったことが無いものでこんな言いきり方になってしまいます)。広場では有名なものがローマには他にもいくつもあります。今回の旅行で行った所を上げれば、ミケランジェロのカンピドリオ広場、ローマの休日のスペイン広場、双子の教会とオリベスクが特徴のポポロ広場、コインを投げ入れるとまたローマに帰って来られるというトレヴィの泉、それにナボーナ広場にサン・ピエトロ広場です。それ以外にも数え切れないまた名前もわからない広場を無数に通り過ぎました。(ローマやフィレンツェにも屋根の無い2階建てバス→香港のバスのようなもの、があり名所をぐるりと約1時間半で1周廻ってくれます。これはおすすめです。)
平成16年5月31日
<一覧ページの表示>