「イタリア旅行記Z〜ローマ(バチカンT)」
ローマでまず行きたかったのはバチカンです。バチカンへは、テルミニ駅前のバスターミナルからバスで向かいました。海外での混み合う場所へは、出来るだけ朝一番に入るのが、無駄な時間を過ごさない方法です。(日本でも同じですが)それでもバチカン美術館の前には結構な人だかりがあり、30分ほど待ちました。バチカン美術館はフィレンツェのウフィッツィ美術館よりも、もっと広大で歩くだけで結構疲れます。また順路がおおよそ決まっている為、目当てのところに直行する事が出来ませんでした。(逆にパリのルーブル美術館はまったく順路というものが無く、目当てが無いと何を見て良いかわからなくなります)様々な美術品が並んだ部屋をいくつも通り過ぎながら目当ての部屋へと進みます。美術品だけではなく、建物自身も美術品みたいなものですから、見るものが多く、上ばかり見て歩いているようなもので、首が疲れてしまいます。途中日本人のグループを見つけては、美術品の説明を小判鮫のように横で聞いたりしながら、早足で掛け抜けて行きました(いちいち全部見ていると日が暮れてしまう)。
平成16年5月10日
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