「イタリア旅行記X〜イタリアの列車」
フィレンツェからローマへは、IC(インターシティ)の2等車で移動しました。海外の主要駅の多くは終着駅です。これがまた絵になります。日本のような改札口はなく、チケットに機械で打刻だけして自由に乗込むようになっています。(打刻せずに検札に引っ掛ってしまうと罰金だそうです)但しホームが日本のように高くはなっていないのと、出入口が結構狭いので、観光客はトランクを上げ下ろしするのが大変です。近くの人が手伝ってくれるのですが、一人旅でいくつも荷物がある場合などは、気をつけなければいけません。またコンパートメント形式(6人で1部屋)ですが、もう誰か席に座っているのが普通です。そこでチケットを見せて退いてもらわなければなりません。その辺の会話が楽しくもあり、また気の使うところでもあります。今回、時間は2時間45分くらいでしたが、非常に込み合っていて通路にも人があふれていました。また空調が効いていなくて、窓も開かず(換気用に上が少しだけ開く)非常に暑く、苦しい思いをしました。
平成16年4月26日
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