「イタリア旅行記V〜フィレンツェT」
薔薇色の街、芸術の街、フィレンツェ到着です。出発前に知人にフィレンツェに行くなら「冷静と情熱の間に」という映画を見たら良いとDVDを貸してくれました。その中で描かれていたのは、生活の息遣いが感じられる落ち付いた中世の街でした。ところがついてまず感じたのはうるさい!(これはパリなどでも感じたのですが、石で出来た街は音が反響する事と、外国語のしゃべっている感じがどうも音が高く聞こえうるさく感じてしまうのです)それと観光客が多い!(これはもう世界中からといった感じです)とはいえ街並は映画で見たのとまったく同じ(当たり前か)、巨大過ぎるドゥオーモが街の真中に位置し、そこを中心に街が作られたのが良くわかります。また街の大きさが程よく、徒歩で歩き回れる距離で非常に好印象です。
フィレンツェの世界的に有名なウフィッツィ美術館には、日本から予約をして行きました。朝の9時に予約をしていたのですが、その時点で一般出入り口は結構な長さの列ができていました。美術館の中の解説は他の方にまかせるとして、残念な点が一つ。
海外の美術館(特にパリのルーブルなど)は、絵が日本の美術館のようにガラスケースではなく直接見ることが出来るのが非常に良いと感じています。ウフィッツィ美術館では残念な事に一部の絵(これまた有名な絵)の前にガラスが入っていました。(恐らく悪戯防止の為だと思います)絵が文化の重要な一部分を占めるヨーロッパだけに直接そこに触れる事が出来ない(ガラス一枚でも何かが違う)事は残念でした。
平成16年4月19日
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