「優良工事監理設計事務所の認定についてU〜社会的な責任」
前回はつい愚痴が出てしまいました。すいません。といっても別に反省しているわけではないのですが、最近どうもすっきりしません。「もっと社会がちゃんとしないものか」と感じています。
設計事務所(或いは建築家、建築士)の地位についての認識がまだまだ低い事がそれらの遠因になっていることは間違い無いと思っています。設計入札にしても然り、色んな認定制度にしても然り、いわゆる入札指名に入れてやるよ、制度で認定してやるよという事に対して設計事務所(或いは建築家、建築士)側が弱い立場に置かれてしまっていること(或いは自分たちでその場にいてしまっていること)が問題だと思います。言い替えればそれだけ社会的な責任が低い或いは担っていないという事の裏返しかもしれません。
海外ではarchitectとは、engineerやartistでもない別格の地位を築いており、尊敬の地位にあるようです。日本の建築家・建築士(この違いが何かという事も論議になります)ももっと地位を上げる努力をしなければならないと思う今日この頃です。
その為にもっと勉強しなくては・・・。
平成16年3月22日
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