「東へ西へ〜街歩きX(駅のにぎわい)」
街の力を図るひとつの指標として、駅の力があると思います。駅力という言い方も有るようですが、駅の集客力が待ちの力だと言いかえる事もあながち間違いではないと思います。街はそこに住む人々だけではなく、訪れる人も有ってこその街だと思います。訪れる人の割合の中にいかに多くの若者が含まれているかも大きな指標だと思います。新しい人々の思いが多く集まる駅を持つ街ほど力強い町と言えるでしょう。
出来れば自分たちの街もそう有って欲しいと思います。
ところが今の私の住む街の駅はそうではありません。再開発が行われ見た目には綺麗になったかのようですが、今までの街が広い車道で分断され、その車道には違法駐車の車があふれ、駅前広場には客町のタクシーがあふれている。変に広く明けられた駅前広場は寒風が吹きすさび人は足早に歩き去っていく。そんな駅の街は力がある街とは言えないでしょう。もっと違った駅の作り方があったはずだと思うのですが、なぜこんな風になってしまうのでしょうか。考えるに恐らく誰も何も考えなかった結果だと思います。本当に街の事を、駅のことを考えた人が駅をまた駅前を作っていたらこんな風にはならなかったのではないでしょうか。でもこんな場面は、全国津々浦々どこにでも有りそうです。
出来ればそんな風にならないような仕組みを何とか考えたいものです。
平成16年2月9日
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