「東へ西へ〜街歩きV(道に名前を)」
今街に元気が無いと言われています。特に駅前の商店街には閑古鳥が鳴いています。ハードではなくソフトの力が必要などとも言われています。しかしなかなか名案が無く、何処も苦労をされています。色んな手を打ってもなかなか人が集まって来てくれません。
例えば人が歩き易い道を作ることからはじめてみるのはどうでしょうか。人が気持ち良く歩き易い道を作ることを考えると、必然的に歩道の幅やその質感、街路樹や電柱、標識や看板、放置自転車や自動車、段差や排水溝など様々な町を形作る要素が美しく、気持ちよくなるのではないでしょうか。そうすれば建物のデザインがバラバラでも全体の雰囲気としては気持ちよい街並となるのではないでしょうか。
そして名前をつけること。愛着を持った名前がつけばみんなの気持ちが共有化されてまとまり易くなります。でも名前をつけるのってみんな我が出たりして決まらないですよね。そこで提案。小学生に決めてもらうんです。柔らかい発想で各小学校区の全ての道を歩き回ってもらって名前をつける。それをきちんと発表して問題無ければ道にきちんと表示して地図にも記載して決めてしまう。最初は色々文句を言う人もいるでしょうが決まってしまえばほとんどの人がしたがってくれるのではないでしょうか。子供達が決めたとなればなかなか文句も言えませんし。
平成16年1月19日
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