「東へ西へ〜街歩きU(歩き易い道に)」
道が歩き難いことも、歩いてみて改めて痛感したことです。自転車や車では気が付きません。バリアフリーとは名ばかりの段差や看板、電柱や標識など歩き難いにも程があります。道が人に優しくないのです。
魅力ある街は、やはり人に優しい街なのではないでしょうか。歩いて楽しい街、安全な街、歩き易い街が魅力有る街の条件ではないでしょうか。
例えばパリやローマの裏通りでも狭いながらも歩道があります(ただし、歩道が狭い為、ついうっかり車道にはみ出すと猛スピードで走ってくる車にひかれそうになります)が、日本の裏通りで歩道があるような街は余りありません。(歩道があるような道は裏通りではない)
また道に名前がついていません。ある程度の広い道には名前がついていますが、それ以外の大多数の道には通り名がついていません。
パリなんかでタクシーに乗ったりすると、地図を指しながら片言の英語で通り名を言うと何とかたどり付けますが、日本ではほとんどの街では住所でしかその示し方がありません。(京都なんかは上手くつけられていると思うんですが。)
歩き易い道にする為にまず満ちに愛着を持つようにならなければならないとお思います。その為にも通りにまず名前をつけてみることから始めてみませんか。みんなの意見を聞くと決まるものも決まらないので、勝手につけてみるのも一つの手かも。よく子供がしているように。
平成16年1月13日
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