「メリークリスマス−街のイルミネーション」
クリスマスが近づくと繁華街の街中がクリスマスのイルミネーションに包まれます。震災後は神戸ではルミナリエが始まり、すっかり名物として定着した感があります。昨年は家族で見に行ってきました。すごい人の数で神戸にこれだけの人が集まることはそうそうないのではないかと思ったくらいです。最近では住宅街でも玄関先の樹木にイルミネーションをされている方も多くなったようです。日本人のほとんどの方がキリスト教徒でもなんでもなく、単にクリスマス気分を楽しまれているようです。私もその一人ですが、純粋にこの季節を楽しみたいと思っています。家族へのプレゼントを用意するには、いろいろと考えなければなりません。その人が何をほしいと思っているのか、何を贈れば喜ぶのか、これが結構大変です。恋人同士であった頃はそれほどお互いの共通点もなく自分の思い通りでよかったものが、結婚して家族も増えて15年も経つと、それこそ贈るものがなくなってきてしまいます。皆さんはどうしておられますか?ところで外国ではもっとクリスマスというものは意味が深いようです。別に宗教について話をすることはありませんが、商業的というよりももっと深く生活に根付いたクリスマスのようです。映画の世界でもそれは特別で、「ホームアローン」などのように子供が主人公のものでも、クリスマスは何かしら神様を深く思うべき特別な日で、神様が守っていてくださるというような考えが深く伝わってきます。日本人も何かもう少しクリスマスに浮かれているばかりではなく、何か精神的な深さがそこに加わればもっと違った意味で重要な日になるのではないでしょうか。
平成15年12月22日
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