「紅葉(京都・奈良)1〜観光地から思う事」
紅葉の美しい奈良の室生寺に行ってきました。何年か前の台風で五重の搭が破損したと聞いていましたが、立派に再建されていました。(本当は古いものの方が良かったのでしょうが仕方がありません)奥の階段を上ったところ(600段くらいまでは数えたのですが、最後は生きが詰まってしまい数えるところではありませんでした)からの、景色の良さと気持ちよさはすばらしいものでした。その行き帰りから思う事を少し。まず観光地に付き物の車の渋滞と観光バスの多さ。観光地だけではないですが気持ち良く歩ける、或いは安全に歩ける街が少なくなったような気がします。せっかくの紅葉やお土産を楽しみたいのに、前や後ろから来る車を気にしないといけないのには我慢がなりません。地元の方にもっと考えてもらいたいものです。観光バスが多いのは仕方が無いのかもしれないのですが、以前訪れた上高地でも観光バスの多さには辟易したものです。上高地は環境の保護の為、マイカーの乗り入れの制限をしている事で有名ですが、観光バスはそのまま入ってしまいます。紅葉のシーズンになるとバスターミナルが観光バスだらけになり、観光バスの渋滞を引き起こしています。どうしたらみんなが気持ち良く過ごせるかは難しい問題ですが、バスターミナルをもっと手前にするとかの方策を取り(当然観光客には不便になります)、みんなが気持ち良かったと言えるような観光地として欲しいと思います。
平成15年11月25日
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