「学校の現状1〜教室」
先日子供の授業参観で近くの小中学校に行ってきました。その学校は私が卒業した地元の公立学校です。約30年ほど前と基本的には変わっていません。当然設備的なリニューアルや増改築が行われていますが、基本構造は変えようが無いのが現実です。今の様に子供や教育の環境が激変(少子化、お受験、学級崩壊etc)しているのに、何故変わらないのか、本当はこの小中学校時代の教育やその環境に一番注目しなければならないのではないでしょうか。何も一部の私立学校のように豪華にする必要は無いのですが、明治時代から延々と続く片廊下型の寒々とした教室には、いささか不気味なものを感じてしまいます。先生方はその点をどのように思っておられるのか聞いてみたいものです。なかなかすぐに変える事が出来ないのでしょうが、現場の当事者が変えたいと思わないと変わらないものです。各教室にエアコンをつけるより、パソコンを導入するより、環境を変えることのほうが、有効なんではないでしょうか。
平成15年11月10日
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