街並み
2018年10月10日
181010 歩道のペーブメント
最近電線の地中化が景観的に良いとされ、特に東京では知事が率先して地中化を進めるとされています。
写真は東京ミッドタウン日比谷前の歩道の様子です。
レンガ調のタイルが敷き詰められています。どこか海外の石畳(石ではないですが)のようです。最近旅行者はもちろんのこと、ビジネスマンでもキャリーケースを引っ張っている方が多く見られます。(そんなに荷物が多いの?と思ってしまいますが)そんな方にはこの床のペーブメント(舗装)は、非常に歩き難いです。アスファルトやコンクリートのほうが滑らかにキャスターが動いてくれます。また音もガタガタと非常に大きくなり耳障りです。建築工事的にも、次の工事を行う際に、床の色調を合わせたりすることが非常に難しくなります。(建築界では、毎年デザインや色が変わります。昔と同じ色のものが無いといってもいいくらいです。)災害が起きた際に、配管や配線がに地下に埋まっているとその復旧にも時間が掛かることが予想されます。(共同溝のようにしっかりと作られていればいいですが)
しかしこれからはこのようになっていかなければ景観上は良くはなりません。どちらが良いのか難しいところです。
歩道のペーブメント
所長:津田 和男
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