耐震
2019年12月20日
191220 フラップゲート式可動防潮堤
気仙沼の魚町地域には津波などの際に水の力を利用してフラップを押し上げ浸水被害を食い止めるフラップゲート式可動防潮堤が作られています。防潮堤というと背の高いコンクリートの塊が作られて、陸と海を隔絶するものになってしまいがちですが、ここ気仙沼では、少しでも陸側から海が見えるようにとの要望から可動式の防潮堤の採用となりました。日本で初めての採用だそうです。
災害から身を守るために、自然と切り離すだけではなく、「新しい技術でもって自然と暮らしていく」そういう生き方を気仙沼の方は選択されたんだと思います。いろいろな最新技術や設計がありますが、より良い生活のために使われることは本当の意味での技術だと思います。
フラップ式防潮堤
所長:津田 和男
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