できごと

201016 SLやまぐち号3

SLやまぐち号の動輪部分です。石炭を燃やし、水を沸騰させ、蒸気に変え、その圧力を車輪を回す回転運動に変える、その一連の動きがこの部分に集約されています。基本的にすべての部品に一切余分なものはなく、全てが機能を満たすように設計され、作り込まれています。見ているだけでその美しさにほれぼれとしてしまいます。

建築も最近はデジタル化が進み、設計は元より、施工においても精緻なデジタル的な施工が望まれています。でも本当にそれでいのかいつも疑問に思ってしまいます。

津和野までの往きの行程は快適なものでしたが、帰りの行程でこの車軸部分より異音が発生し、4時間ほど車内に閉じ込められるというトラブルに遭うとは夢にも思っていませんでした。(いつも旅では時間に余裕をもって計画していましたが、今回はさすがに取り戻せず、大阪までその日のうちに戻ることは出来ませんでした)。

SLやまぐち号の動輪部分

 

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