できごと

201013 湯田温泉

湯田温泉は山口県でも有数の温泉街です。この温泉は、別名「白狐の湯」とも呼ばれているそうです。開湯は約800年前とされ、「白狐伝説」が温泉発見の由来として伝わっています。昔権現山と呼ばれる山の麓にあったお寺の境内で、傷ついた足を池につけている白狐を見かけた和尚さんが、その水が温かいのに気が付き、そこから温泉が湧き出たという事です。

日本の温泉街は、過去からの負の遺産に苦しんでいます。バスによる観光ツアーなどによる画一的な宿の形態及び大型化、インバウンドの消滅など、非常に苦しい状況です。そんな中、同じ山口県の長門湯本温泉は星野リゾートと組み、温泉を中心とした街づくりの見直しをすすめています。地域の隠れた魅力を再発見する(いわゆるディスカバージャパンですね)が一つの鍵となりそうです。湯田温泉街を歩きながらの感想です。

JR湯田温泉駅前の白狐「ゆう太」

 

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