建物
2023年04月14日
230414 「瓢箪山 Y氏邸」1
たまには仕事の話もします。近鉄奈良線 瓢箪山駅近くに建つ住宅です。最近特に省エネ住宅を求める声が強いです。SDGsの考え方(急に世間が言うようになりませんでしたか?)やそしてとくにウクライナ情勢以降エネルギー代が高騰し、家計を圧迫するようになってきて顕著になってきました。
この住宅は長期優良住宅の認定を受け、省エネの指標でもあるBELS評価においても☆☆☆☆☆を受けています。この住宅を設計させて頂いて改めて省エネの方向性と問題点を考えさせられました。日本の昔からのすまいの考え方は、省エネ住宅の観点からも優秀でした。(但し壁や屋根の作り方や材料が貧相であった為、今でいう省エネではなかったのですが)省エネ住宅とするには、簡単には「断熱材で周囲を囲み、気密性を高め、開口部を小さくする。」ことになってしまうのですが、そうではない省エネ住宅を考えてみたいと思います。
外観はモノトーンで抑えた外観となっています。玄関が2つあるのは、奥様の秘密の趣味の部屋です。
「瓢箪山 Y氏邸」外観
所長:津田 和男
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