建物

220401 大阪中之島美術館2

「大阪中之島美術館」の内部は、美術館としては珍しく多層構造になっています。2階を貫く自由に通り抜けが出来る「パッサージュ」から、各階へ階段やエスカレーターでアプローチする仕組みになっています。写真は中央部の吹き抜け部分ですが、その構造を一番よく表している空間だと思います。限られた空間の中で、展示空間を確保するためには多層的になるのは仕方がないことですが、そのメインアプローチに「エスカレーター」を使うことは現代的ともいえるのではないでしょうか。但し運営方法に少し難があります。訪れた当日もそうでしたが、(最近はコロナ禍という事もあり手指の消毒や体温計測などが事前に必要となります)、チケットの入り口が1カ所しかなく、長い行列になってしまっていました。そこを通らなければならないことは当然わかっているのですから、もっと数を増やしてスムーズな入館方法として欲しいところです、また上階へ上がるエスカレーターもシングル形式となっており、そこだけはダブルとして人数をさばく必要があったのではないかと思います。

大阪中之島美術館の内部

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