建物

210421 細見美術館

岡崎疎水の向かいに「細見美術館」が建っています。設計者は、昨年惜しくも65歳で亡くなられたプランテック総合計画事務所を主宰された建築家 故「大江 匡」氏です。大江氏は東京 品川の「Sony City」等大きなPROJECTも手掛けられていた方で、アトリエ的な個人主義の設計事務所ではなく、事業的な提案もされる新しい設計事務所像を追及されていました。

この「細見美術館」は京都の街中で高さを抑えられ、小さく見えますが、地下3階まで深く掘られ、中庭を介して光が建物の中まで入り込むように設計されています。また外観上はこの大きな庇が特徴的で、新しい「和」を形態的に追及されたのではないでしょうか。この建物もいつまでも残って欲しいものの一つです。

細見美術館

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