家具・照明
2021年04月12日
210412 京都市京セラ美術館4
中央ホールは大きな空間が特徴的ですが、その中に新設されたらせん階段(漢字の螺旋よりも平仮名の方が似合うと思います)も、空間にデザイン要素の一つとして花を添えています。螺旋階段は通常真ん中に柱を立てて、そこから階段の段を張り出すのが、普通の作り方ですが、ここでは見えない場所に細い柱を立てて、中央は吹抜け状にされています。らせん状に上がっていく継ぎ目のない(シームレスな)腰壁が、外観を特徴づけています。(以前紹介したホテル川久の螺旋階段が、手摺が透けていて非常に怖い感覚だったのを思いだしました)非常に美しい階段です。
京都市京セラ美術館 中央ホールのらせん階段
所長:津田 和男
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