建物

200410 熊本県営保田窪第一団地

熊本の県営団地である熊本県営保田窪第一団地です。設計者は、「山本 理顕」氏です。
熊本は、様々な建物を建築家に依頼し、そのデザイン性や機能性で街を盛り上げようという「くまもとアートポリス」という計画を立ち上げていました。この建物は、その集合住宅の完成第一号となっています。
「共に住む」ということをテーマに、通常の横並び型の住戸配置ではなく、大きな中庭に面して住戸を配置する計画になっています。この建物は「デザインが生活を脅かしている」などの様な、いろいろな議論を生み出したのを覚えています。
日本では中庭型(コモンと呼ばれていたように思います)の生活風習がありません。共同住宅であってもあくまで個の集合体であって、「共に住む」という感覚ではない様に思います。
建設されてから少し年月が経って、現在どのようにそのコモンが使われているのか非常に興味があります。

熊本県営保田窪第一団地

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