建物

190305 森の中の家2

京丹後「和久傳の森」の中にある「森の中の家 安野光雅館」の玄関庇の下からの写真です。

箱型の本体から三角の庇が伸びています。そこに折れ曲がったアプローチが突き刺さるような構成になっています。

玄関の庇には雨樋がありません。

雨は三角形の端の水切に切れ目から下に落ちるようになっています。下には少し石が積まれてその水を受けるようになっています。あたかも玄関先の盛塩のようで、雨が降っていなければ何の意味か判らないかもしれません。(当日雨が降っていたので判りましたが・・・)

玄関を設計する時に雨の処理をどうしようかといつも悩みます。出来れば不細工な樋は付けたくないし、かといって雨が通路に落ちるのを防ぎたいしと思い悩みます。この建物にひとつのヒントがあるのかもしれません。勉強になります。(デザインは真似から始まる・・・どこかの朝の連ドラのTVで聞いたことがあるような・・・)

森の中の家 安野光雅館

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