建物

181015 六角堂

聖徳太子創建(587年)でいけばなの華道家元池坊が住職を務める六角堂は、いけばなの発祥の地といわれています。

六角堂はその名の通り建物が六角形です。仏教には六道輪廻という考え方があり、人間が輪廻を繰り返す際に生まれ出る世界が6つあり、仏道に入って悟りに至らなければ六道を永久に回り続けるのだとされるのだそうです。

この寺の本尊である如意輪観音様はその中でも天道に迷う者を救うとして信仰されています。

日本を代表する祭礼の一つ、祇園祭の山鉾巡行の順番を決めるくじ取り式は、江戸時代末まで六角堂でおこなわれていたそうです。まさに京都の中心的な場所ですよね。

建物の裏にはいけばなの池坊会館が建っています。

六角堂

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