建物

180528 青蓮寺会館 

天王寺区にある津田の墓がある青蓮寺の檀家様のための会館が先日竣工しました。(作品集に掲載しました)

当初の既存の建物を活かして活用するという計画から、最終的には建替えという事になりました。

風致地区という厳しい制約の中、日本の文化である宗教建築を建てるについて要求とコストを考慮しながらの設計でした。

大阪市への風致地区内での建築の許可申請において、どうも納得がいかないことがあります。緑化率を定められているのですが(それには何の文句もありませんが)、何故か道路からの可視化が求められます。

寺院が並ぶこの界隈はそのほとんどが塀で囲まれています。それぞれに工夫を凝らした庭があるのですが、それらのほとんどが道路から見ることが出来ません。(日本で開放的なお寺があったら教えて欲しいです)

その現状を大阪市は何故か認めていません。寺という成り立ちからして塀で囲むことは普通(神社は逆に開放的です)なのに、建築行政はどの様に考えているのでしょうか?

青蓮寺会館

 

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