建物

180111 「船橋BOX」

故宮脇 壇氏設計の住宅である「船橋BOX」です。上野から東京大学まで歩いている間に偶然見つけました。働き始めた頃、宮脇氏の住宅が好きで、設計図本やエッセイなどを貪るように読んだのを思い出します。

この住宅は「船橋BOX」という名前で発表されていたので、てっきり千葉県の船橋にあるものと思い込んでいました。一般の開かれた建物は住所がOPENになるので、見に行くことが出来るのですが、個人住宅はそんなわけにはいきません。このように偶然見つけるくらいしか手立てがありません。(安藤忠雄氏の住吉の長屋はgoogle-mapで必死に探しました。)

このときも嬉しくなってついつい辺りをうろうろしながら見入ってしまいました。

このように外部から内部の様子がうかがい知れない住宅が好きです。余りも中があからさまになっているのは、すまいとしては如何なものかと思ってしまいます。

中に入って初めてその空間が判るというほうがドラマチックで良いと思っています。

船橋BOX

 

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