建物

171128 TOYAMAキラリ

今をときめく建築家隈 研吾氏が設計したTOYAMAキラリの吹抜け空間です。

隈氏は最近木を多用する傾向がありますが、この建物にも石やガラスと共に木材を内部に多用しています。特に大規模建築物では可燃性である木を使用することには制約が掛かるのですが、最近は不燃性の木材なども開発されたり、たとえ燃えても厚みで炭化することによりそれ以上燃えないようにしたりと、木材を使用することのバリアは低くなってきたようです。

この吹抜け空間の特徴はねじれながら上っていくことにあると思います。普通の吹抜け空間は単に穴が開いているだけの空間であることが多く、無理矢理見上げなければなりませんが、この空間は自然と視線が斜め上に向かいます。

中々上手い空間構成です。但しその分空間を無駄にしているとも言えますが・・・。さすが隈氏です。

TOYAMAキラリ 内部の吹抜け空間

 

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