建物
2017年08月30日
170823 「長崎港旅客ターミナル」
長崎港のフェリーなどの乗り場となっている、高松伸氏設計の長崎港旅客ターミナルです。
楕円形のシリンダーの円錐形が突き刺さるという非常に造形的な建物です。海岸に建つ建物にはそれなりのシンボリックな象徴としての役割が求められるのだと思いますが、この形状のその理由というものが私には理解できません。そして何よりこの形状による無駄な空間(使いにくい空間)にはどうしても納得がいきません。
高松氏の建物はこのようなシンボリックで装飾的な形状が多いのですが、個人の会社や住宅でそれを行うのは自由です。が、公共建築物でそれをやってしまうのはどうかと思いますが、皆さんは如何でしょうか。
所長:津田 和男
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