建物

170606 「21_21 DESIGN SIGHT」

東京ミッドタウンの中にある安藤忠雄氏設計の小さな美術館です。

展示室は大部分が地下に埋められ、地上に見えているのはそれらを覆うスチール製の屋根です。折り紙のようなこの屋根は、スチールの一枚板らしいです。スチールは温度による伸び縮みが大きく、このように大きな板になるとどの程度伸びるのかを予測し、それに追随するディテールで無いと建物が壊れてしまいます。

シンプルに納めようとすればするほど、裏に隠されたものは難しくなります。私もこのようにシンプルに納まっているように見える建物を造っていきたいです。その見本のような建物です。

 

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